中国足彩在线

图片

2024年5月

総長っていったい何をしているのか、疑問に思っている皆さんも大勢いるかと思います。ここでは、私が日々取り組んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由闊達に紹介していこうと思っています。

 

  

5月10日

本日は、この4月から新たに名誉教授になられた方々への名誉教授称号授与式と、引き続いての懇親会が昼にありました。懇親会の方はこれまでの名誉教授の方々も参加され、大学執行部を含め100名以上の参加者で賑やかに行うことができました。コロナ禍のため5年ぶりの開催となります。

新たな名誉教授の皆さんは、つい先日まで学内で活躍されていらっしゃった方々ですので、むしろ改めて「この人がもう名誉教授ですか」というのが感想です。今回は37名の新名誉教授のうち、23名にご出席いただきました。少なくとも参加された皆さん全員、のんびり引きこもるのではなく、まだまだ、いや、ますますご活躍いただける方々ばかりですので、是非ともいろいろお手伝いいただこうかと考えているところです。

懇親会の方は、懐かしい先生方にたくさんお会いできました。中には、私の父親の教え子で、私が赤ん坊の頃に家を訪ねたことがある、とおっしゃる先生がいらっしゃったりして、感慨深いものがありました。

やはりこういう会は対面に限りますね。なお、昼間ですので、ノンアルコールでした、念のため。

 20240514_k.jpg

 

5月9日

本日は、本学の卓越大学院TMI(ライフスタイル革命のための超域イノベーション人材養成学位プログラム)の5期生オープニングセレモニーに出席しました。これは、文理融合で移動をテーマにイノベーション人材を育成する大学院生のためのプログラムになります。

本学に4つある卓越大学院プログラムの中でも、文系を含む6研究科が参加するという特別なプログラムには、新たな5期生、また昨年のオープニング以降に参加することになった4期生も合わせて、コーディネーターの河口先生から入校証を受け取っていました。みなさん、それぞれ決意表明をされていましたが、2倍近い倍率をくぐり抜けてきただけあって、意欲的な学生ばかりでした。彼ら?彼女らダイバーシティに富んだ学生たちがどのようなケミストリーを見せてくれるのか、本当に楽しみです。

ただ、河口先生のプログラム説明が5分しか割り当てられていなくて、実際には3倍以上かかってしまったり、全体に時間設定に難があったことは反省材料です。次の予定に完全に遅れてしまいました。タイムマネジメントは大切です。

 

 

 

5月3日

ゴールデンウィーク後半初日、以前から見たいと思っていた映画、オッペンハイマーを名古屋駅まで見に行ってきました。

ロバート?オッペンハイマーは私の分野では、ブラックホールが星の終末段階でできることを予想した研究でよく知られています。量子力学の研究でも重要な業績があります。しかしなんと言っても第二次世界大戦中に原爆を製造のためのマンハッタンプロジェクトの責任者として、一般にもよく知られ、映画もそこに焦点が当てられていました。3時間の長い映画ですが、長さを感じさせない、さすがアカデミー賞7冠と思わせる名作です。

原爆のような兵器について、製造する科学者と使用する政府?軍、どちらに責任がありイニシアティブを取るのか、考えさせられる内容でもありました。

一方で、物理学者としては、いくつかの小ネタで楽しむこともできました。例えば、若き日に出会う科学者たちのほとんどがノーベル賞受賞者で、映画の中で一体何人出てきたのかカウントすると面白いかと思いました。アインシュタイン、パトリック?ブラケット、ニールス?ボーア、アーネスト?ローレンス、ルイス?アルバレツ、エンリコ?フェルミ、イシドール?イザーク?ラビ、ハンス?ベーテなどなど、物理学者にとってはオールスターキャストです。また少しですが、私がポスドク時代に過ごしたUCバークレーのシーンもあり、懐かしく思い出しました。バークレーの映画館で見ていたら絶対に歓声が上がるところですね。

上映が終わった後に、私の古巣のC研の学生さんも見にきていたのに気づきました。是非、若い人にも見てもらいたい映画です。

 

 

過去の記事

share :
大学概要一覧に戻る